Tarte aux Noix

くるみのタルト


くるみのタルト



庭に大きなくるみの木があって、毎年食べきれないくらいのくるみが取れます。
そこで思いついたのがこのくるみのタルト。もともとはアーモンドスライスを使ってつくる「フロランタン」というお菓子ですが、
くるみで作った方が濃厚な味に仕上がるようです。ビスケット生地なのでタルト型にこだわらずさまざまな形に応用することもできます。 たとえばハリネズミ型とか…。


材料(直径25cmタルト型用)
タルト台用
小麦粉(ふるって) 200g
バター+ショートニング合わせて 100g
(無塩バターを使用の場合)塩少々
卵黄1個
冷水 50〜60cc

フィーリング用
くるみ(殻をわって)200g
砂糖 200g
バター 70g
生クリーム 80cc
はちみつ 70g




作り方


練り込みパイ生地の作り方:
(仏語パート・ビリゼ pâte brisée / 独語 ミュルブタイグ Mürbteig)



冷蔵庫から出したてのバターとショートニング、ふるった小麦粉(砂糖を使う場合はここで混ぜる)、塩をボウルに入れ、
カードを使ってサクサクとバターを切るように混ぜ合わせます。

カード
カードです。

カードで切るように混ぜます
このように切るように混ぜます。

砂のような生地になるまで切り混ぜます
バターと小麦粉がまんべんなく砂のような生地になるまで切り混ぜます。

中央にくぼみを作って水を注ぎます
よく混ざったら中央にくぼみを作り、卵黄を落とし、冷水を注ぎます。
(わたしはコレステロールの関係で(笑)卵黄を省いて作ることが多いですが、
ここでの水分のバランスが成功のポイントです!
多すぎると完全にNGなのでやや少な目の気持ちで 用意してください)。
指先ですりあわせるように混ぜながら、ひとつにまとめます。
この時粉をこねてしまわないように注意。こねて小麦粉にこしが出てしまうと
サクサクに仕上がりません。
生地がまひとつにとまったところでやめてOKです。
すばやくひとつにまとめます
まとめた生地はビニール袋に入れ、冷蔵庫で30分〜1時間寝かせます。


タルトを焼きます:

オーブンを180度に温めておきます。
冷蔵庫から生地を取り出しめん棒で型に合わせて丸くのばします。
油分を塗った型に敷き詰めフォークを点々と差して空気抜きの穴を開けておきます。
油分を塗ったアルミホイルを軽くかぶせ、180度のオーブンで7分まず焼き、
アルミホイルを外してさらに7分焼きます〔A〕。 (この段階でちょうどフィーリングが出来上がるように調整するのがポイント)。
最後にフィーリングを注いで180度で約20〜30分飴色がつくまで焼き上げます。

フィーリングを作ります(タルト台の空焼きと同時進行です):

お鍋にくるみ以外のフィーリングの材料を入れて、
火にかけて沸騰させます。
沸騰したら火からおろして手早くくるみをさっと混ぜ合わせます。
くるみにあめが絡まるような具合です。
このフィーリングを、空焼きさせておいた〔A〕の段階のタルト台に流し入れ、
焼き上げます。



バニラアイスとホイップクリームを添えて見ました。き、危険!(笑)

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